・金フレの効果的な学習方法を知りたい!
・どうやって単語を暗記すれば良いのかわからない…
・金フレって実際にどうなの?
金フレを100周しましょう!そうすれば全ての単語を暗記できます!
恐らく、TOEICの勉強をされている方は、耳にタコができるほどこの言葉を聞いたことがあると思います。
しかし、結論から言うと、巷で有名な「金フレ100周!」は、科学的根拠を基に非効率と言えます。
実際に私は、10周以下で金フレの全単語を完璧に覚えました!
この記事では、根拠となる研究論文を交えながら科学的に証明された金フレの効率的な暗記方法を誰でも実践できるように解説します。
先に説明しておくと、この方法は「1日たった5分かつ3ヶ月で金フレの単語を全て暗記できる!」といった魔法のような楽して覚えられる方法ではありません。
しかし、膨大な研究を基に証明された学習においての本質を解説しているため、長期的な記憶面においても効果的であることを保証します。
この記事を読むことで、科学的に証明された暗記においての効率的な学習方法を知ることができます。
また、私はエビデンス系の情報をXでも発信しており、現時点で約4,800名の方にフォローいただいています。
金のフレーズだけでTOEICのスコアは700点を超える!
TOEICでは、TOEICならではの単語が出題され、それらの単語を収録したのが金のフレーズです。
実際に金のフレーズは、TOEIC試験の過去80回分の英単語を分析し、頻出度と重要度が高い単語だけを順に収録されています。
本番でも、金のフレーズに収録されている単語がバンバン出題されます!
そのため、金のフレーズはTOEICの単語学習において必須であり、僕も単語学習は金のフレーズのみを行っていました。
ただ、最近のTOEICはかなり難化傾向にあり、高得点を狙うには金のフレーズのみでは賄えなくなってきているのも現状です。
そのため、800点以上を確実に取得したいのであれば、金のフレーズの単語学習が終了後、1つレベルの高い「黒のフレーズ」を使用することもおすすめします。
実は非効率な金のフレーズの単語暗記方法
前述した通り、金のフレーズの暗記方法として、「金フレ100周!」いわゆる多読は、科学的にみて非効率と言えます。
それを証明するために、いくつか研究論文をご紹介します。
- 1968年に155人の学生を対象に行なわれた研究
1968年に155人の学生を対象に行なわれた研究では、2回同じ文章を読んだ被験者の成績は、1回文章を読んだ被験者の成績よりも高かったが、4回文章を読んだ被験者の成績とは大差がなかったことが明らかとなっています。
また、再読は短期的な記憶力向上には多少の効果はあるものの、長期的に物事を記憶するための効果は薄いことも併せて報告されています。(研究論文)
- 2013年に発表されたレビュー論文
さらに、10種類以上の勉強方法の研究結果をまとめた2013年に発表されたレビュー論文(数多くの論文を1つに集約した論文)によると、「今ある科学的根拠に基づいて、再読の有用性を低いと評価します。」と記載されています。(研究論文)
これらの研究結果から、多読に該当する「金フレ100周」は非効率であると言えます。
でも、これらの研究って少し古くない?
そう感じた方もいらっしゃると思います。
しかし、何万年と言う人類の歴史において、脳の構造は大きく変化していません。
それの良い例が、「ドーパミン」と呼ばれるホルモン。
ドーパミンとは、報酬を得ることができた際や、報酬を得られることが予測される行動を起こした際に放出されるホルモンのことです。
話は狩猟時代まで遡り、この時代の報酬は「食料確保」や「子孫繁栄」等です。
この時代において食料を確保することは命懸けであり、子孫繁栄にあたっても、強いオスに勝つ必要がありました。
そして「ドーパミン」は、その行動を促すために放出されるホルモンであり、それが本来のドーパミンの役目と言えます。
前述の通り、ドーパミンは行動を促すために放出されるホルモンであり、ドーパミンの本来の役割は狩猟時代から全く変わっていません。
他にも、日光を浴びることや運動が人体機能の向上につながることや、加工食品への耐性がないことも例として挙げられます!
これらの例から、人間の脳の構造は大きく変化していないと言えます。
超効率的な金のフレーズでの勉強方法
ここからは、科学的に効果が認められている勉強方法についてを解説して行きます。
具体的な解説内容は、以下の通りです、
超効率的な暗記方法
結論、科学的に効果の認められている暗記方法は、アクティブリコールと間隔反復と呼ばれるものです。
- アクティブリコールとは
記憶したいことを能動的に思い出したり、アウトプットをする勉強方法 - 間隔反復とは
まとめて勉強するのではなく、間隔を空けて勉強する方法
ここでも少し、この学習方法が科学的にみて効果的であるということを証明するために、研究論文をいくつかご紹介します。
- 2011年に80名を対象に行われた研究
2011年に80名を以下の4つのグループに分けて1週間後にテストを行った研究があります。
・1度のみ勉強するグループ
・再読を行うグループ
・概念マップを使用するグループ
・アクティブリコールを行うグループ
その結果、アクティブリコールを行ったグループの成績が最も良かったことが報告されています。(研究論文)
- 2022年に医学部を対象に行なわれた研究
2022年に医学部を対象に行われた研究では、講義資料を使用して勉強したグループよりも、アクティブリコールを使用した学生の方が成績が優れていたと報告されています。(研究論文)
- 2011年に39名の子どもを対象に行われた研究
2011年に39名の子どもを対象に行った研究では、同じ勉強時間で英単語を2回に分けて勉強したグループは、1度にまとめて勉強を行なったグループよりも、5週間後のテストの点数が高かったことが明らかとなっています。(研究論文)
- 1979年に行なわれた研究
1979年に行なわれた研究では、被験者を以下のグループに分け、6回のセッション後にスペイン語の単語のテストが行われました。
・6日連続でセッションに参加するグループ
・1日おきにセッションに参加するグループ
・30日おきにセッションに参加するグループ
その結果、30日→1日→0日の順で点数が高かったことが明らかとなっています。(研究論文)
- 2013年に発表されたレビュー論文
最後に、先ほど挙げた10種類以上の勉強方法の研究結果をまとめた2013年に発表されたレビュー論文によると、「今ある科学的根拠に基づいて、アクティブリコール、間隔反復の有用性が高いと評価します。」と記載されています。(研究論文)
この説明だけでは、パッとしないので、次では具体的な方法を解説します!
金のフレーズでの具体的な勉強ステップ
ここからは、実際の例を交えてステップバイステップにて学習方法を解説します。
具体的なステップは、以下の通り。
- 金フレの単語と日本語訳を読む
- 声に出しながら紙に書く
- 単語帳を閉じ、紙に書き出した単語を思い出す
- 思い出せなかったら単語帳を再度開く
- 単語帳を閉じ、再度単語を思い出す
- 期間を空けて、ステップ1から5を再度繰り返す
まず最初に、金フレ内の暗記したい単語と、その日本語訳を読みます。
その際に、どのようにその単語を使用するのかを知るために、例文も併せて読みます。
例文、英単語、日本語訳全てを読みましょう!
また、1セット10単語ずつ行うことがおすすめです。
次に、先ほど読んだ単語と日本語訳を声に出し、単語帳を見ながら紙やノートに書き出していきます。
この画像の場合、「anyway とにかく、」といった形で声に出しながら書いていきます!
注意点として、発音が分からない単語があれば、都度発音を調べてください。
理由としては、間違えた発音で覚えてしまうと、正しい発音を聞いた際に、自分が認識している発音と実際の発音が異なるため、その単語が聞き取れないからです。
また、金フレ内の発音を調べる際は、「abceed」というアプリ、またはwebサイトを使用することがおすすめです。
分からない発音の具体的な調べ方は、後ほど解説します!
今すぐ知りたい方は、こちらをタップすることでジャンプできます!
覚えたい単語を一通り声に出して紙に書いたら、単語帳を閉じ、書き出した単語を全て思い出します。
その際も、ステップ2と同様に声に出しながら思い出した単語と日本語訳を紙に書き出していきます。
また、単語を書き出す際に、ステップ2にて書き出した順序通りに思い出す必要はないので、思い出した単語から順に紙に書いていきます。
恐らく、ここでは2,3個程しか単語を思い出せないと思いますが、全く問題ありません!
また、思い出す作業を行なっている際は、STEP②で一度紙に書き出した単語と日本語訳が見えないようにします。
「これ以上思い出せない!」と思ったら、単語帳を開き、再度上から順に単語と日本語訳を確認します。
またここでは、思い出せなかった単語だけでなく、思い出せた単語も確認するようにします。
私は、このステップでも、声に出しながら読み進めています!
全ての単語と日本語訳を読み終えたら単語帳を閉じ、再度思い出した単語から紙に書き出して行きます。
そして、「これ以上思い出せない!」と思ったら再度単語帳を開き、上から順に単語と日本語訳を読む。
「思い出す→思い出せない→単語帳を見る→思い出す→思い出せない→単語帳を見る」
このステップを、全ての単語を紙に書き出せるまで繰り返します。
そして、ここまでで1セットです。
全ての単語を思い出すことができたら、ここでようやく次の10単語へ進めることができます。
後ほど解説しますが、ステップ①〜⑤は一気に終わらせましょう!
前述の通り、全ての単語を思い出せて初めて、新しい単語の暗記に進めます。
そして、先ほど全て思い出した10単語を間隔を空けて復習します。
具体的な復習の間隔は、以下の通りです。
- 1回目の復習→翌日
- 2回目の復習→7日後
- 3回目の復習→16日後
- 4回目の復習→35日後
- 5回目の復習→62日後
例えば、7月1日に1~10番までの単語を覚えた場合、以下の日にちに復習を行います。
- 1回目の復習: 翌日 → 7月2日
- 2回目の復習: 7日後 → 7月8日
- 3回目の復習: 16日後 → 7月17日
- 4回目の復習: 35日後 → 8月5日
- 5回目の復習: 62日後 → 9月1日
復習する際は再度、前述したステップ①〜⑤を繰り返し、最終的に全ての単語を書き出せるまで行います。
復習を重ねるごとに、1セットにかかる時間も少なくなっていきますよ!
また、私の経験から、1日ほどこの間隔からズレてしまっても影響はさほどないため、復習の間隔をきっちり守らなくても問題はありません。
以上が、アクティブリコールと間隔反復を組み合わせた、科学的に証明されている効率的な学習方法となります。
私が単語学習を行う際は、必ずこの方法を使用します!
1周目が完了した後に行うこと
上記の学習方法を実践し、金フレ内の1,000単語全てをアクティブリコールした後は、もう一度金フレの最初へ戻ります。
そして日本語訳を隠し、1単語ずつ順にテストをしていき、答えられなかった単語のみを再度アクティブリコールしていきます。
前提としてアクティブリコールと分散学習は、どちらも科学的に効果が認められている勉強法ですが、1周ではまだまだ足りません。
ただ、効率は圧倒的に良く、僕は2ヶ月程度で全ての単語をほぼ完璧に暗記しました!
僕が具体的に行なっていた流れは、以下となります。
- 日本語訳を隠し、金フレの最初の単語からテストをする
- 分からなかった単語と日本語訳を紙に書き出す
- 分からなかった単語の数が10問になったら、その10問でアクティブリコールを行う
- アクティブリコールが完了後、再度テストをしていく
まずは、覚えきれていない単語を把握するために金フレの最初に戻り、1から順にテストを行なって行きます。
その際は、日本語訳を隠し、順に単語の日本語訳が分かるかをテストして行きます。
声に出しながら行うことを忘れずに!
テストを行っていくと、日本語訳を答えられなかった単語が出てきます。
その際に、答えられなかった単語と日本語訳を紙に書き移します。
分からなかった単語と日本語訳を紙に書き出して行き、書き出した単語の数が10個になったら、その10単語でアクティブリコールを行います。
アクティブリコールの手順は、「金のフレーズでの具体的な勉強ステップ」にて解説した通りで、「思い出す→思い出せない→単語帳を見る→思い出す→思い出せない→単語帳を見る」の流れで進めて行きます。
ただ、ここで行う「単語帳を開いて単語と日本語訳を確認する」フェーズについては、紙に書き出した10単語を見て、単語と日本語訳を確認しても問題ないです。
単語帳を開いて確認すると、単語が飛ばし飛ばしになっているので、少し時間がかかってしまいます!
またここでも、分からなかった10単語を全て紙に書き出せるようになるまで繰り返します。
分からなかった単語を全て思い出せたら再度単語帳を開き、引き続き順にテストを行なって行きます。
そして、分からなかった単語と日本語訳は紙に書き出して行き、分からなかった単語が10単語になったら、再度その10単語でアクティブリコールを行う。
この流れを金フレの最後の単語まで行います。
これが、金フレ1周目終了後の基本的な流れとなります!
また、2周目が終わったら、3周目、4周目と同じ手順で繰り返して行き、最終的に全ての日本語訳を答えられるようになるまで行います。
少し大変と思われるかもしれませんが、回数を重ねていくごとに分かる単語が増えていくので、1周にかかる時間は回を重ねるごとに少なくなって行きます。
僕は、この方法で10周もせずに全ての単語を覚えました!
どうしても覚えられない単語が出てきた際の対処法
金のフレーズの単語暗記に限らず、どうしても覚えられない単語は必ず出てきます。
その際に使用している暗記方法は、語呂合わせです。
実は、語呂合わせは大昔から使われている暗記法の1つであり、特にどうしても覚えられない単語を暗記するのと相性が抜群です。
例えば、私が金のフレーズの単語を暗記している際、「compromise(妥協する)」という単語がどうしても覚えられませんでした。
その時に使用したのが、前述した語呂合わせであり、オリジナルの語呂合わせを作った途端、今まで覚えられなかったのが嘘かのようにすぐに意味を覚えられました。
参考程度に、この「compromise(妥協する)」を覚える際に使用した語呂合わせを共有します。
コンクリートを作る(com)プロが(pro)ミスをした(mise)けど、まあいいか!と「妥協」した→「compromise」。
これを行う上で大切なことは、自分がしっくりくる、自分オリジナルの語呂合わせを作ることです。
もちろん人それぞれ、しっくりくるイメージが異なるため、自分がしっくりこないイメージで語呂合わせを行なってしまうと、意外とその単語を思い出すことができません。
僕も、一時期はネットで調べた語呂合わせで覚えようとしたことがありますが、全くと言っていいほど覚えられませんでした…
そのため、語呂合わせで覚える際は、自分オリジナルのものを作ることを強くおすすめします。
金のフレーズで勉強する際の注意点
金フレで単語暗記をする際の注意点は、以下の通りです。
発音が分からなければ調べる
前述した通り、発音が分からず間違えた発音で覚えてしまうと、正しい発音を聞いた際に、自分が認識している発音と実際の発音が異なるため、その単語が聞き取れません。
そのため、発音が分からない場合は、必ず正しい発音を調べましょう。
「abceed」というアプリ、またはwebサイトを使用することがおすすめです。
abceedとは、これは207冊もの英語教材の中から勉強したい書籍を選んで学習できるアプリで、金フレを初めとしたTOEIC対策本を音声付きで使用できるサービスです。
ここからは、実際に発音を調べる方法を画像付きで解説します!
具体的な手順は、以下の通りです。
- abceedのアカウントを作成する
- ログイン後、ホーム左側の「教材」をクリック
- 「金のフレーズ」をクリック
- 「音声(無料)」をクリック
- 一番上の「出る単特急 金のフレーズ」をクリック
- 発音が分からない単語をクリック
abceedを利用するためには、アカウントを作成する必要があります。
これから、アカウントの作成方法を解説しますが、すでにアカウントをお持ちの方は、次のステップへ進んでいただいてOKです!
- ①:利用を開始するをクリック
abceedの公式サイトから、「利用を開始する」をクリックします。
- ②:新しく開始するをクリック
画面が遷移したら、「新しく始める」をクリックします。
- ③:質問に回答し、希望のサインアップ方法を選択
「新しくはじめる」をクリックすると、学習の目的等の質問が3つあるため、それを選択すると、以下の画面へ切り替わります。
この画面へ切り替わったら、希望のサインアップ方法を選択することでアカウントの登録が完了します。
アカウントの作成が完了すると、自動でログイン後のホーム画面へ遷移します。
画面左側に「教材」とあるので、それをクリックします。
「教材」をクリックすると、画面が遷移します。
遷移すると、金のフレーズの画像が出てくるため、その画像をクリックします。
万が一画像が表示されなかった場合は、検索窓から「金のフレーズ」と検索することで表示されます。
金のフレーズの画像をクリックすると、学習方法の選択肢が表示されるため、その中にある「音声(無料)」をクリックします。
画面の遷移後、一番上に表示されている「TOEIC L&R TEST 出る単特急 金のフレーズ」をクリックします。
「TOEIC L&R TEST 出る単特急 金のフレーズ」をクリックすると、金のフレーズに収録されている単語が表示されます。
その中から、発音のわからない単語をクリックすることで、発音を確認することができます。
もちろん、ネイティブが発音している音声が流れます!
わからない発音は、都度確認していきましょう!
ステップ①〜⑤は一気に終わらせる
学習方法にて解説した、以下のステップ①〜⑤は、全ての単語を思い出せるようになるまでが1セットです。
- 金フレの単語と日本語訳を読む
- 声に出しながら紙に書く
- 単語帳を閉じ、紙に書き出した単語を思い出す
- 思い出せなかったら単語帳を再度開く
- 単語帳を閉じ、再度単語を思い出す
もちろん、1セットの間に小休憩を入れながら行うことは問題ありませんが、全てを思い出せない状態で学習を終了してしまうと、学習効果が薄れてしまいます。
個人差はありますが私の場合は、約10〜20分で1セットが終了します!
そのため、学習効率を考慮し、全ての単語を思い出すまで行うことをおすすめします。
睡眠を疎かにしない(超重要!)
まず、学習において睡眠は超重要です。
睡眠が疎かになっていると生じる、学習に影響を与えるデメリットは以下の通りです。
以上は、学習に悪影響を与える例ですが、睡眠不足には他にも多くのデメリットがあります。
私は、日常生活において睡眠を最も重視しています!
また、スタンフォード大学の神経科学者である、アンドリュー・ヒューバマン博士も、学習について解説した動画にて、「睡眠までが学習である」と発言しています。
そのため、学習において良質な睡眠は必要不可欠であるため、これからご紹介するポイントを実行していただくことをおすすめします。
具体的な睡眠のポイントは、以下の通りです。
- 最低でも7時間の睡眠時間を確保する
- 起床時間と就寝時間を固定する
- 起床後に直接日光を浴びる(晴れの日→5分、曇りの日→15分)
- 就寝の1時間前には間接照明に切り替える
参考研究
基本的に、以上の4つを実行していただくだけでも睡眠の質はかなり改善できますが、センターピンは睡眠時間の確保です。
睡眠を生活の軸にして、スケジュールを調整しましょう!
まとめ:金のフレーズの超効率的な使い方と勉強法
今回は、科学的に効果が認められている暗記方法で金フレの単語を超効率的に覚える方法をご紹介しました。
科学的に見ると、「単語帳を100周!」といった類の多読は非効率であり、能動的に記憶を引っ張ってくるアクティブリコールと、分散学習が単語の暗記においては効率的です。
具体的な学習方法を振り返ると、以下の通り。
- 金フレの単語と日本語訳を読む
- 声に出しながら紙に書く
- 単語帳を閉じ、紙に書き出した単語を思い出す
- 思い出せなかったら単語帳を再度開く
- 単語帳を閉じ、再度単語を思い出す
- 期間を空けて、ステップ1から5を再度繰り返す
一見、大変そうに見えますが、回を重ねるごとに学習に費やす時間は短くなって行き、長期的な記憶においても効果的です。
限られている時間の中で、最大のパフォーマンスを発揮するために、ぜひこの勉強方法を取り入れてみてください!